中学時代は片思いの連続だったうらら子。
どの授業も全ての教科書の余白に詩を書いていた記憶がある
妄想好きでちょっと変態
いつかあの子と・・・と想像しながらシャーペンを走らせて楽しんでいた
性に対しては本当におぼこくて夜遊び仲間とは全くそういう関係になることは無く
自分は結婚する人にしかあげないあげてはならないとそこは変にまじめだった
ある日「交換日記をしてください」と同じクラスの真面目な男の子からノートを渡されて驚いたことがあった
当時は友達間で交換日記が流行っていたこともあり私もやっていたので日記自体には抵抗はなかったものの、その内容に驚いた
そのノートの一行目には「好きです。できたら付き合ってください」と書かれていて
二行目には「この文章を書くのに何十時間もかかりました」とあった
結局何を書いて返したかは覚えてないけどたぶんお断りの文章を考えるのに私も何十時間もかかった記憶がある
ただ好きでもない子に告白される気持ちは複雑で意識したくないのに意識してしまう自分がいて
なんで好きな子とは両想いになれないのよ~と嘆く日々だった