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ヤンキーのたまり場

いつの時代も運動神経が良くて優しくてイケメンはいるもので当時K君もその一人だった

私はバレー部で彼はサッカー部だったからいつも放課後のグランドで目の保養ができた(笑)

でも目立つ子は先輩から目をつけられるのが世の常で、あるとき部室に呼びだされたKは先輩から鼻の骨を折られ入院するという事件があった。ほどなく隣の中学校に転校してしまい見なくなったと思っていたが不良化していると風のうわさで聞いていた。

そんなKとたまり場でバッタリ再会したある日。朝方までいろんな話をして仲良くなった。スマホが無い時代、今度の約束ができないからそれは貴重な時間だった。

朝方、パン屋さんの前に積まれていたパンを拝借してお腹を満たしKの地元のたこ焼き屋や公園をぶらぶらした。当時は隣の中学といえば男子が喧嘩をしてよく警察沙汰になっていた怖いところ。そんなとこをKと歩いているだけでもスリリングだった。

そんな怖いヤンキーのたまり場にKは私を連れて行った。よそ者として喧嘩でも吹っ掛けられるんじゃないかとドキドキしたが以外にみんな迎え入れてくれた。ヤンキーのたまり場は男女入り混じってみんなで甲子園の高校野球の試合を観てまったりしていただけ。

世間では恐れられてる子たちが以外にみんな普通であったことに安堵した。

そしてまたひとつ自分の居場所を見つけれた中2の夏の日の思い出