小学生の時に好きだった授業は国語と音楽だった
特に作文はいつも花マルがついていた。
好奇心旺盛だったうらら子は常に感情で生きてる動物のようだったので心に思ったままを文字にすると何故か良い点数がとれていた。
ある日、仲の良かった幼馴染が引っ越しをしてしまい、寂しさあまりに「私の親友マミちゃん」というタイトルでそれを作文に書いたら学校新聞に掲載され、それを見たマミちゃんのお母さんから感謝され親にも褒められ子供ながらに嬉しかった記憶がある。
だから勉強は嫌いでも作文の時間は好きになった。
ある日いつもは先生からお題があるのだが、その日はお題から自分で考えて書くという時間で周りもタイトル決めで悩んでいた。
う~ん。あ!そういえば昨日自転車に乗ってたら知らんおっさんに追いかけられたな・・・
と思い出し一緒に遊んでいた友達も皆「おっさん」というタイトルで作文を書いた。もう内容は忘れたが、ひたすらおっさんが追いかけてきたときの気持ちをそのまんま書いた記憶がある。
さすがにこのタイトルはふざけていると先生から叱られるかなと思ったのだが私だけみんなより多くの花マルがついていた。
どんな内容だったのか読みたいな・・・「おっさん」(笑)